朝ドラ「カムカムエヴリバディ」のステキなセリフ②

元気になった父金太と安子が、丹精込めて作ったおはぎを食い逃げしようとした子供に、

金太は箱に入ったお菓子を安子に持ってこさせて子供に言った。

「これを売ってけ

うちじゃ1個、2円50銭で売る。

じゃけど値段はおめぇがつけれ。

おめぇの才覚で売れ

売り上げの1割がおめぇの稼ぎじゃ。

10円で売れりゃ1円。

100円で売れりゃ10円がおめぇのもんじゃ。

そこからさっきの2円50銭払え。」

金太はその後亡くなるが、

お金を返しに来た子供は安子に言った。

「おはぎ売った儲けじゃ。

最初は持ち逃げするつもりじゃった。

しゃぁけどやめた。

おはぎ2つ程食べたら

なんか元気になって、どげんしたら

一銭でもたこう売れるか考えてみる気になった。

面白かった。

商いいうのは楽しいもんじゃ思うた。

しゃぁ から、ちゃんと売り上げを渡したかったんじゃ。」

それを聞いた安子は

「お仕事ご苦労様でした。

(子供の稼いだお札を握らせて)

お腹一杯食べて、それからどげなことでもええ。

ちっとずつ商いをはじめて、しっかりと生きて行かれよ。」

子供は一礼して走り去る。

父の金太の回想シーン。

菓子は苦しいときほど必要なもんじゃと思う

たちばなのお菓子で救われる人がきっとおるはずじゃ。」

和菓子、洋菓子、駄菓子などお菓子はいつの時代も心に元気と潤いを与えてくれる。

そして商いの面白さも感じられる回でした。

秋になってお菓子をいろいろつまんでいるせいか、夏に減った体重がリバウンドしてきた(^^;)

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